Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

Lisez 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 104 035 caractères · 207 écrans

Aozora Bunko

あたし、ちょっと、あの――(困って、後ろさがりに、直ぐ上手につづいている小部屋「寝室」の方へ引っ込む。それを、にがり切って見送っているモーヴ)

ヴィン どうぞ掛けてください。(二人に椅子をすすめる)

モーヴ (突っ立ったまま)ヴィンセント、君は絵を描いているのかね、色ごとをしているのかね?

ヴィン え? そりゃ――

ワイセ 始まったね、モーヴ先生の訓話か。ハハ、そりゃわかりきっているじゃないかね。絵を描く暇々に色ごとをやっておる。または、色ごとをする暇々に絵を描いておる。同じだ全く。そして、それで何が悪い、え、モーヴ?(言いながら室内をブラブラ歩いて壁に立てかけてあるカンバスや半出来の素描などを一枚一枚見て行く)

モーヴ (それには相手にならないで、ヴィンセントに)人にはそれぞれのやり方がある。私も画家だ、人のやり方にうるさく干渉しようとは思わない。なんでもいいから、君が絵の勉強を一所懸命にやってさえくれれば、私はなんにも言わない――

ワイセ だが、案外に良いからだをしとるじゃないか。第一、ちょっとこう、荒れたような肌がいけるよ。五人からの子持ちとは、思えんな。