Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
りゅうぐう
竜宮
豊島 与志雄
Lisez 竜宮 (りゅうぐう) de 豊島 与志雄 (とよしまよしお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 3 547 caractères · 8 écrans
この話では、「浦島太郎」の乙姫様は、もう竜王の御妃になっている。それから、やはり亀が出て来る。
むかし、竜宮の王様の御妃が、お産の前になって、猿の肝が食べたいと、妙なことを言い出されました。その望みを、どうかしてかなえてやりたいものだと、竜王は考えられて、知恵の多い亀を呼んで、相談されました。
亀は承知しまして、はるばる陸地の方へやって来て、海岸の小山で遊んでいる猿を見つけました。
「猿さん、猿さん、竜宮へ遊びに行かないかい。竜宮には、面白い大きな山もあれば、うまい御馳走もたくさんあるよ。行く気があるなら、わしがおぶっていってあげるがな。」
「なんだって、面白い大きな山が、竜宮にあるのかい。」
「あるとも、あるとも。さあ、わたしの背中に乗りなさい。」
猿はうっかりだまされて、亀の背中に乗り、竜宮見物に出かけました。
竜宮に着いてみますと、聞きしにまさる美しい御殿でした。門のところで、猿はちょっと待たされて、ぼんやり御殿の方を眺めていますと、門番の海月が笑って言いました。
「猿さん、なんにも知らないな。竜王様の御妃が、猿の肝が食べたいと仰言るので、お前は連れて来られたのだ。