Classiques japonais avec furigana
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
Lisez 迷信解 (めいしんかい) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 48 601 caractères · 96 écrans
笑うべきの至りである。あるいは病気のときに医者を迎うるに、医者の相性を見、町家で手代を雇うに、その相性を問うなど、いずれも愚の極みである。
古来人相と称して、人の外貌につきて、その人の運不運、吉凶を占定する法がある。これを細別すれば、面相術、骨相術、手相術、爪相術等となる。これもとより信ずべからずといえども、古語に「思い内にあれば色外にあらわる」とあるがごとく、外貌のいかんによりて内心の情態を知ることができる道理である。されど、人相家のいうがごとく、外貌によりてその人の身上に何年何月ごろに災難がある、僥倖がある等のことの分かるはずはない。まして人の身体を五行に配合して、吉凶を説くがごときは、妄誕を極めたるものである。面相術はわが国にてもっぱら行われておるも、諸家の伝うるところ一様にあらず。あるいは顔面全体につきて五行の相を定め、相生、相剋の吉凶を論ずるもあり、あるいは各部に五行を配合して、目を木とし、眉を火とし、口を土とし、鼻を金とし、耳を水として論ずるもあるが、いずれも不道理のはなはだしきものである。骨相術は頭蓋頂骨の形状を見て、その人の性質を判断する術にして、もっぱら西洋に行われておる。