Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

めいしんかい

迷信解

井上 円了

Lisez 迷信解 (めいしんかい) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 48 601 caractères · 96 écrans

Aozora Bunko

」といいてある。また、西村遠里と申す人の説明に、「奇妙、不思議なるゆえに見たしといわば、妖術はさておき、自身のものいわんと思えば声出でて、歩行せんとおもえば足動き、物をとらんと思えば手出ずるの類、いかなる理にてかくなるということ一切知るべからず。春は花さき、秋は実り、あるいは青くあるいは赤く、かかる色を地中よりだれが染めわけしや、云云」と述べてある。誠にそのとおりにて、不思議といえば天地万物みな不思議に相違ない。もし、これを不思議とせなくば、世界に一の不思議なしといいてよろしい。いわんや狐狸や天狗などは、決して不思議の中に数うるほどのものではない。万物みな不思議という中に比較してみれば、人の心が最も不思議のように思わる。まず世人のいわゆる不思議は、これを帰するに大抵みな心より出でておる。例えば狐惑、狐憑きのごとき、幽霊のごとき、みな心より呼び起こすところの妖怪である。されば、心は妖怪の母と申してよろしい。そのうえに、妖怪を見て妖怪と知るはみな心の作用に相違ない。ゆえに万物の中にて、心をもって妖怪の巨魁と申してよかろう。もし万物ことごとく真怪というならば、心は真怪の目、あるいは真怪の蔵といいて差し支えない。