Classici giapponesi con furigana
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じぇみいのぼうけん
ジェミイの冐険
片山 広子
Leggi ジェミイの冐険 (じぇみいのぼうけん) di 片山 広子 (かたやまひろこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 4297 caratteri · 9 schermate
一人の妖精がおじょうさんを自分の前にのせて少し行くと、またべつの妖精にわたし、ゆくときのとおりに町々の名をよびながら馬を走らせる。だんだん自分の家の近くまできたことがわかるとジェミイはいった。
「みんなが代りばんこにおじょうさんを乗せているね、ぼくも、ちょっとでも乗せてあげたい。」
「よろしいとも、お前もおじょうさんをのせてあげな。」妖精たちがきげんよくジェミイにいうので、ジェミイは大事なおじょうさんをしっかりかかえて、いきなり、母の家の入口にとびおりてしまった。
「ジェミイ・フリール、ジェミイ・フリール、こすいことをするな!」妖精たちは怒ってみんなが一しょにとびおりた。
ジェミイはしっかりおじょうさんをだいていた。ここまでくるみちみち妖精たちはいろんなすがたにおじょうさんを変えたので、ジェミイはいま何をだいているのか自分でも知らない。一度は黒犬になって、かみつこうとした、つぎにはまっ赤な鉄のぼうになったが、すこしも熱くなかった。ジェミイが一生けん命におじょうさんをかかえていたので、妖精たちはあきらめて立ちさろうとしたとき、小人のなかの小さい女がさけんだ。