Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
部分品の工作となると、あんたんとこの息子以上の腕ききは先ず居ないからね、会社としては惜しいのだが、まあ、あきらめてもらいたい。その方は問題ないとしてだ、弟だねえ、旋盤の方に居る、ええと――明君か。(義一のシルエットうなずく)片倉明。これにも、いちおう、引いてもらいたいんだ。工員たちには、この問題はかくしてあるが、でもみんなウスウス知って来たらしいね、若い者ばっかりだし、とにかく、この戦争に負けちゃならん、それには飛行機を一機でも多く、一刻でも早くと、みんなで火のようになっている最中だろう? そんな国賊が我が社から出たのは捨てて置けん、とまあイキリ立っている連中も居るんだ。その弟だからねえ。当人には責任はなくってもだ――二、三日前にも、明君を取り巻いて、なぐるといって騒いでいる連中が有ったりしてね。いやいや、兄きの事は別に表立って誰もいわないさ、その時も、衝突の理由は、なにか仕事の上の事さ、折よく私が行き合わせて、みんなをなだめてやったが――そんなわけで、いつなんどき、爆発するかわからない。そんなふうでは、旋盤部全体がうまいぐあいに行かんし、すると、この、大事な増産のジャマになる、第一、明君当人がおもしろくないだろう? そいで、まあ、なんだ、いちおう、この……いやいや、明君自身に対しては、別にいうべき事は