Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
若宮 ハハ、お前などに何がわかるものか。医者にかかろうとかかるまいと人間は死ぬ時は死ぬし、死なない時はぶっ殺しても死ぬもんじゃ無いさ。第一、株屋と言った、つまり勝負師がですな、イザと言うセトに、たかが腎臓だのションベン袋だのを気にしていたら――
房代 まあ、お父さん!
若宮 う? あ、こりゃ失礼。ハッハ、ハハ。(他の三四人も笑う。一同食事をしながらの会話である)
浮山 すると若宮さんは、その後もズッと再生連盟の方へ行っているんですかね?
若宮 やあ、いや私は再生連盟よりも後藤先生が追放解除になって、この、又会議所の元の連中と動き出そうと言うんで、そういう引っかかりで、いろいろと頼まれる事が多くて、そいでまあ連盟の方へも行ってます。ハハ、だんだん面白くなって来ていてね。
浮山 だが、どういうもんだろうなあ、そういう連中が又々頭をもたげて来て、あれこれと引っかき廻すようになるのが、どういうもんかなあ、ねえ? (私に)
私 そう。……ありがたくはありませんね。大体まあ現在の四十代五十代以上の人たちは、ホントは何をする資格も無いわけだし、事実、もう駄目でしょう。だけど戦争後に頭をもたげて来た連中は、みんないずれも粒が小さいのだから、やっぱり元の連中が又押し出して来るのも、或る程度まで、やむを得んかも知れんなあ。