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Classici giapponesi con furigana

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おりき

三好十郎の仕事 第二巻

三好 十郎

Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate

Aozora Bunko

お袖 登美さんは、まだ離れでおよってです。

堀井 寝てるか。大した度胸だね、近頃の若い娘なんてえものは。

三好 いいな……(刀に見入っている)

堀井 相当の家の人らしいじゃないか? 文学少女と言うのかね?

三好 なんですか?

堀井 離れの娘さんさ。

三好 登美君? いやあ、文学少女じゃ無いんでしょうね。

堀井 あれ、君とはどう言うんだい?

三好 どう言うとは?

堀井 とぼけなさんな。

三好 とんでも無え。ただの知りあい……女房が女学校につとめていた頃、一二年教えていたから――。(その話に興味が無さそうに、刀身を見ながら言う)

堀井 そりゃ知ってる。君の奥さんが亡くなられる前もたしか泊りこみで看病していたのを見かけた事がある。奥さんをよっぽど好きだったんだね?

三好 そうです。死んだ奴が丈夫な頃も、よく泊りに来ていました。

堀井 (話がシンミリして来たのを、はぐらかすようにニヤニヤして)チト怪しいぜ。立候補でもしたんじゃないか? なくなった先生の御亭主の後釜と言うやつに?

三好 え? じょ、冗談言っちゃいけねえ! そんな事、登美君に聞かれたら、あなた、噛みつかれますよ。

堀井 ハハハ、ハハ、噛みつかれちゃ、かなわん。