Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ごじゅうのとう

五重塔

幸田 露伴

Leggi 五重塔 (ごじゅうのとう) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 57.316 caratteri · 111 schermate

Aozora Bunko

理を讃せよ、剛しとなせる力を讃せよ、すべては我らの矛の餌なれば、剣の餌なれば斧の餌なれば、讃して後に利器に餌い、よき餌をつくりし彼らを笑え、嬲らるるだけ彼らを嬲れ、急に屠るな嬲り殺せ、活かしながらに一枚一枚皮を剥ぎ取れ、肉を剥ぎとれ、彼らが心臓を鞠として蹴よ、枳棘をもて背を鞭てよ、歎息の呼吸涙の水、動悸の血の音悲鳴の声、それらをすべて人間より取れ、残忍のほか快楽なし、酷烈ならずば汝ら疾く死ね、暴れよ進めよ、無法に住して放逸無慚無理無体に暴れ立て暴れ立て進め進め、神とも戦え仏をも擲け、道理を壊って壊りすてなば天下は我らがものなるぞと、叱するたび土石を飛ばして丑の刻より寅の刻、卯となり辰となるまでもちっとも止まず励ましたつれば、数万の眷属勇みをなし、水を渡るは波を蹴かえし、陸を走るは沙を蹴かえし、天地を塵埃に黄ばまして日の光をもほとほと掩い、斧を揮って数寄者が手入れ怠りなき松を冷笑いつつほっきと斫るあり、矛を舞わして板屋根にたちまち穴を穿つもあり、ゆさゆさゆさと怪力もてさも堅固なる家を動かし橋を揺がすものもあり。手ぬるし手ぬるし酷さが足らぬ、我に続けと憤怒の牙噛み鳴らしつつ夜叉王の躍り上って焦躁てば、虚空に充ち満ちたる