Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

Leggi 吉田松陰 (よしだしょういん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.622 caratteri · 269 schermate

Aozora Bunko

要するに内に省みて疚からざるにあり、そもそもまた人を知り機を見ることを尊ぶ。吾の得失、当に蓋棺の後を待って議すべきのみ〔隠然自負、蓋し松陰直情径行といえども、また臨機応変的長州気質を免がる能わざるなり〕。

一、この回の口書甚だ草々なり。七月九日一通申立てたる後、九月五日、十月五日両度の呼出しも、差したる鞠問もなくして、十月十六日に至り、口書読み聞かせありて、直ちに書判せよとの事なり。余が苦心せし墨使応接、航海雄略等の論、一も書載せず。ただ数箇所、開港の事を程よく申演べて、国力充実の後打攘然るべしなど、吾心にも非ざる迂腐の論を書付けて口書とす。吾言いて益なきを知る故に敢て言わず、不満の甚だしきなり。甲寅の歳、航海一条の口書に比する時は、雲泥の違というべし〔死に際して、なお口実の可否を論ず、これ死を愛まずして、名を愛む所〕。

一、七月九日一通り大原公の事、鯖江要駕の事等を申立てたり。初め意らく、これらの事幕にも已に諜知すべければ、明白に申立てたる方かえって宜しきなりと。已にして逐一口を開きしに、幕にて一円知らざるに似たり。因って意らく、幕にて知らぬ所を強いて申立て、多人数に株連蔓延せば善類を傷う事少なからず、毛を吹いて創を求むるに斉しと。