Classici giapponesi con furigana
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
Leggi 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 151.766 caratteri · 303 schermate
しかし、そこには、少年探偵団がヒシヒシとつめかけて、手に手に万年筆がたのトーチの光を、こちらに向けています。
ためらっているうちに、すばやく車をおりた明智探偵に、腕をつかまれてしまいました。
「まだ、いってきかせることがある。きみはふしぎな老人がつくったロボットだと、見せかけているが、そうじゃない。きみはロボットの仮面をかぶった人間だ。怪人二十面相の世間をあっといわせるたくらみだ。鉄人Qには、ほんとうのロボットと、二十面相のばけたのと、二色あるんだ。ふしぎな老人も、としよりではない。二十面相がばけていたのだ。そして、老人にもなり、その鉄の仮面をかぶって鉄人Qにもなった。老人と鉄人Qとは、同じ人間なのだ。つまり怪人二十面相なのだ。鉄人Qには、きみだけでなく、きみの部下がばけることもある。老人といっしょに、姿を見せるときには、部下がQにばけているのだ。そうして、われわれの目をくらまそうとしたのだ。軽気球のついたエレベーターで逃げたのも、きみの部下だった。その方へ、みんなの注意を集めておいて、そのすきに、きみは老人の姿で、裏のへいを乗りこして、逃げようとしたんだ。