Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
事がある、おえいや丹三郎さんが何にも知らねえという訳はがんしねえ、と言うものは、先達て店で拾った文がありやす、私も焼いてしまうべえと思ったが取ってありやすから、これを表向にすれば貴方のお役にも拘わるから、何にも云わずに帰って下せえ」
と云われた時は原父子は恟りして、それでは先達の艶書を太左衞門が疾に焼捨てた事と心得ていたが、取ってあったか、あゝ困ったものだと思っていると、丹三郎は血気の壮者ですから心が逸って、此奴が居るから可愛いおえいと夫婦になれないと思って、側にあった一刀をズッと抜いて、突然太左衞門に斬付けますと、其の頃は人切り包丁に驚いたもので、太左衞門はこれを見ると驚き、外へ逃げ出そうとして縁側から転がり落ちて、慌てゝ厩の方へ逃げると、五八は鋤を提げて、
五「さア旦那様を殺せば汝を殺すぞ、多助さんの代りに己が汝を打ち殺すだ」
と勢い烈しく抗いましたから、丹三はこれに憶して後へ後ると、おえいは嫁入姿の儘で駆出し、可愛い丹三さんに怪我をさせてはならないと思い、突然に五八の頭髪を取って後へ引き倒そうとする所を、前から丹三郎が五八の面部へ切付けましたから、