Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate

Aozora Bunko

男「何とも申訳がありませんが、少し怪しい奴が後から追かけて参りまして、少々貯えもありますから、大橋の央ばまで遁げてまいりますと、貴方のお姿が見えますから、追付こうと思って駈けてまいりますと、貴方に突当りまして誠に申訳がありません、御免なすって下さい、何処かへ当りましたかな、確りなさい/\」

八「アヽヽヽヽヽアー痛い、あんたはまア怪我といえば仕方がねいが、人の横腹へ石を打っ附けたかなア」

男「石じゃありません、転ぶ拍子につい頭が当りましたので」

八「ひどい石頭だったなア、あゝ痛い、そんならいゝが、身体が痺れて立てねい」

男「誠に申訳がありません、此処は往来でお話が出来ません、何処か茶屋へでも参りましょう、此処に持合せた薬もありますから」

八「あゝ痛い、立てねい」

男「そんなら私が負って上げましょう」

と彼の男も怪我とは云いながら気の毒に思いまして、負うようにして橋の袂の茶屋へ連れて往きました。

女「入らっしゃい/\/\」

男「どうか姉さん、少し加減の悪い方がお出になったから奥を貸しておくれ」

女「へえ貴方お加減がお悪いのですか、嘸お困りでございましょう、お草鞋でございますか、足を拭いて上げましょう」