Classici giapponesi con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
時に堅く約束をしなくっちゃアならねえが、己アような者でも亭主に持てば、己ア言葉を背かねえか」
花「はい、決して背きませんが、不束ものでございますから、宜く御用をお言い付けなすって下さいまし、漸く御飯は炊けるようになりました」
多「そうだってなア、お前と六十八十までも夫婦になるだが、お互えに気に入らねえ所が出来る、どうも嫁は彼処は宜い此処が気に入らねえ、どうも腹ア立っていけねえと云えば、お前も、己ア旦那はどうも彼処はいいが腹ア立っていけねえとか何とか思う事があるものだが、お互えにいけねえと思うと、一つ所にいるのが厭やになるから、いけねえ所は取って打棄ってしまって、善い所べいで夫婦になって居べいぜ、いゝか」
花「至極御尤もでございます」
多「そうサ、これより尤な事はねえ、そこでお前は御用達の娘で、計り炭屋へ嫁に来て、味噌漉を提げると云う心は此の多助が仇には思わねえ、己も死に身になって働き、お前も働いて此の身代を大くして、人には云えねえが、時節次第で少くも本所半分は己が地面にしべいと思うのだ、そうはいくめえが棒程願って針程叶えだから、大くやるべいや」