Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
Leggi 大菩薩峠11 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 368.567 caratteri · 720 schermate
の三人が悪い事をして、体面上容赦がならぬというところから、同志の者で斬って捨てようとしたが、相手が尋常でないから用心して、ことに仏生寺弥助は、遊女屋へ誘って行って、酒を飲まして、だまして縛ったということを聞きました。それを高部と、三戸谷が知って、鴨川原へ逃げ出したところを、北村北辰斎が追いかけて、川原で斬合ったが、なにしろ相手が相手ですから、北辰斎も不覚を取って、小手を斬られて太刀を取落したが、それでも片手で脇差を抜いて受留め受留めして、すでに危ういところへ、篤信斎先生の一子新太郎殿がかけつけて、二人をしとめたということでした」
「ははあ、それは初めて承りました」
「普通の浪士の斬合いと違って、有名な剣術者の真剣勝負でしたから、これは後学のために見ておきたいと、かけつけた時は、もうすでに事が済んでいたので残念でした」
「そうでしたか。して、高部と三戸谷の両人はその場で斬られ、酒に酔わされて縛られた仏生寺弥助殿はどうなりました」
「三人ともに討首になったということは聞きましたが、その後のことは聞きません、まさかここに来ている仏頂寺殿が、その仏生寺殿の生れかわりであろうとも思われませんが……」