Classici giapponesi con furigana
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たぬきじる
完本 たぬき汁
佐藤 垢石
Leggi 完本 たぬき汁 (たぬきじる) di 佐藤 垢石 (さとうこうせき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 133.158 caratteri · 273 schermate
そして、数ある増上寺の霊廟のうち、この台徳院と、崇源院を南廟所と称えている。北廟所には、江戸時代中期の代表的傑作である六代家宣文昭院霊廟と、その北隣に七代家継有章院霊廟とが並び建ててある。共に豪華眼を欺くばかりであるが、殊に文昭院の廟は豊麗精美の妙を尽くし、壮大な桃山趣味から脱して真に江戸中期、つまり元禄時代の爛熟した芸術の粋を遺憾なく漂わせ、見る人をしてまことに去らしめない。
文昭院には、十二代家慶、十四代家茂、同夫人が合祀され、有章院には八代家重の霊が共に祀られてある。二代秀忠の裏方崇源院は、越前の国浅野長政の次女であるから淀君の妹に当たる。であるから豊臣秀吉と秀忠とは義兄弟であった訳になる。
幕府が、霊廟造営を起こし莫大な工費を支出したというのは、諸侯から金をまきあげる政策のためであると伝えられるが、一面、三代将軍家光の祖先を思う念が厚かったのと、建築工事が好きであった上に美術に深い理解を持っていたことが窺い知られる。そして、家光自身は芝へは霊所を置かないで、祖父の傍らへ送ってくれと遺言して死んだのであった。そこで、家光の霊廟は日光へ建立されたのである。