Classici giapponesi con furigana
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しょうねんたんていちょう
少年探偵長
海野 十三
Leggi 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.286 caratteri · 221 schermate
「いいとも。ぼくのお父さんは、たいへん物分りのいいひとだから、きっと承知してくださるよ」
やがて、応接室へでてきた小玉氏というひとは、いかにも物分りのよさそうな紳士であった。小玉氏は息子の小玉少年から話をきくと、はじめは眼をまるくして驚いていたが、一同がかわるがわる熱心にお願いすると、
「なるほど、それじゃいつか牛丸君を誘拐した、六天山塞の山賊のゆくえをさぐるために、チャンウーの店を監視するというんだね」
「そうです。そうです。ぼくらは警察に協力して、一日も早くあの山賊をとらえたいのです」
春木少年が、熱心にお願いすると、小玉氏はにこにこ笑って、
「よしよし、いや、いまどきの少年、すべからくそれくらいの勇気がなければならぬ。いいとも、君たちの頼みをきいてあげよう。しかし、ここに条件がある」
と、いって、小玉氏はつぎのような条件をだした。
まず、第一に、自分たちがまだ子供であるということをよく心得て、決して危きにちかよらぬこと。第二に、何か変ったことを発見したら、すぐに警察へ報告し、みずからは手だしをしないこと。第三に、夜九時までにみんな揃って帰宅すること。