Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate

Aozora Bunko

のじゃ」

萬「こりゃアとんだ事で、何うも此方様の御恩を忘れてぷいと巡礼に成って、一体まア何処へ行く気でござりましょう」

和「何処と云って、まア西国巡礼だろう」

萬「はいイ大黒巡礼と申しますると」

和「なに西国巡礼だ、西国巡礼と云って西の国を巡るのじゃ」

萬「成程、へえ成程、そう云えば左様いう事を聞きました」

和「なにそう云う事を聞きましたも無いもの、西国巡礼を知らぬ奴が有りますか」

萬「和尚様、どうぞ一寸お繼を此処へお呼なすって下さい」

和「あい呼びましょう……繼や居るか」

繼「はい…」

とは云ったが次の間で話を聞いて居りましたから、これは何でも叱られる事かと思いましたが、つか/\/\と出て来て和尚の前へ両手を突きます。……見ると大髻の若衆頭、着物は木綿物では有りまするが、生れ付いての器量好しで、芝居でする久松の出たようです。

四十六

繼「お呼び遊ばしましたのは……おや叔父さん宜く」

萬「宜くたってお前急にお人だから来たんだ、おいお前なにか西国巡礼を始めるという事だが、何うも飛んだ話だぜ、和尚様の御恩を忘れては済まないじゃア無いか、それで和尚様は預かってる