Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

こくがくをしんこうすべきのせつ

明六雑誌(中)〔全3冊〕

神田 孝平

Leggi 明六雑誌(中)〔全3冊〕 (こくがくをしんこうすべきのせつ) di 神田 孝平 (かんだたかひら) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 2338 caratteri · 6 schermate

Aozora Bunko

民選議院の時未だ到らざるの論

民選議院あに容易に起るべけんや。時節到来せざれば、けっして起らず。かつ時節到来すといえども、その時節は、けっして喜ぶべき時節にはあらざるべし。

そもそも民選議院建設の時節は、国体の変じて君主専権より君民分権に遷るの時なり。この時や、人民は権利を得ることなれば、あるいは不承知あるまじきか、それすらいまだ屹度とは云がたし。朝廷においてはその権の半を譲りたまうことなれば、快よく許可したまうべきや否や、いまだ知るべからず。もし快よく許可したまわば、おおいに事の捗取となるべけれども、この事ほとんどあるべしとも思われず、一時人心を慰撫せんがために与えたまえるがごときは、他日また奪回したまうことあるべければ、とかくいまだ確定とは云がたし。いわんや快よく許可したまわざるときは、人民いかに冀うといえども、せんすべなからん。我国人民の淳良なるを見れば、外国人のごとく兵を起し朝廷に迫り、戦い勝て条約を立るというほどにも至り難からん。ゆえに時節到来せざれば起らず。しかして方今は、いまだ到来の時節にあらざるなり。

概してこれを論ずるに、聖賢位に在る間は、民選議院起らず。