Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

ゆえ来にくゝなり、何うも都合が悪いと見えて、茶屋小屋から口を掛ける事もなし、此の頃では打絶えて逢いませんので、美代吉も気を揉んで居る処へ身請の話になり、胸が痛く、

「はい」

と忌アな返事をしました。所へ来ましたのは藤川庄三郎で、此の頃では深川六間堀へ蟄息致して居ましたが、駿府から親族の者が出て来まして、金策が出来、商法の目的を附け、何んな所へでも開店為ようという事に成りましたので、美代吉に悦ばせる心算ゆえ大めかしで、其の頃散髪になりましたのは少なく、明治五年頃から大して散髪が出来ましたが、それでも朝臣した者は早く頭髪を勧められて散髪に成立でございますが、また散髪に成って見ますると、この撫付けた姿を見せたいと、惚れている女には尚変った所が見せたく、黒の羽織に白縮緬の兵児帯で格子の外へ立ち、家の中を覗きながら小声にて、

庄「美代ちゃん宅かえ」

と声を掛けると、美代吉は庄三郎の事ばかり思っています処へ、想う男に声を掛けられ、飛立つばかりいそ/\しながら、

美「あい」

と立上るを引き止め、

婆「何だよ、お止しよ、お前お客様が来て入らっしゃる