Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

美「着物が大変泥だらけですね」

庄「えゝ着物か、着換えよう」

美「さアお着換えなさい、何うも是からまアほんとに泥が附いて、ま何うしたんだろう、あら血が附いてますよ」

庄「なゝゝなんだ、あアあのなんだ、こゝ駒込の富士前の方から帰って来たら、青物市場の処を通ると、犬が五六匹来やがって足へ絡まって投げられた、其の時噛合った血だらけの犬が来やがって、己に摺附けたもんだから」

美「あらまア穢いじゃアないか、些と乾しましょう」

庄「あゝ其方の二畳の部屋の方へ出して置いてくれ、穢らしいから……おい一杯酒を飲もう」

と是から酒を飲んでぐうッと寝てしまった。翌日になって車夫が持って来た煙草入に煙管の事を聞いても、知らんと云い、彼れやそうじゃない、煙管も知らん、と云ってお美代にも隠し置いたから、誰あって知る者は有りませんが、それから翌年に相成りますると、一月あたりは未だ寒気も強く、ちょうど雪がどっどと降り出して来ました。幇間三八の腰障子の閉って有る台所に立ちましたのは、奧州屋の女房おふみ、三歳に成る子を負いまして、七歳に成るお豐という子に手を引かれて居ります。