Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
のを、踵(かゝと)でしめながら歩くという剣呑(けんのん)な雪駄です。微酔(ほろよい)機嫌で赤い顔をして友之助の店先へ立ち、
士「こう阿部氏(あべうじ)、大分(だいぶ)この袋物屋には良い品がある様だ」
阿「左様でげすか、貴方は今迄のお出入がありながらお好(すき)だから良い店へ立寄ると買い度(たく)なりますと見えますね」
士「妙なもので丁度婦人が小間物屋の店へ立った様なものだ」
阿「良い物がありますかね」
士「これ/\亭主、其の袂持(たもともち)の莨入(たばこいれ)を見せろ」
友「まアお掛け遊ばせ、好(よ)いお天気様で、エー新店(しんみせ)の事で、エー働きますが御贔屓(ごひいき)を願います」
士「あゝ、草臥(くたびれ)たから少し腰を掛けさせてくれ…其の金襴(きんらん)の莨入を遣物(つかいもの)にしたいと思うが見せろ」
友「へい/\/\御進物にはこれは飛んだお見附(みつき)も宜しく、出した処も宜しゅうございます、この方は二段口になって、これは更紗形(さらさがた)で、表は印伝になって居りますから」
士「大分良い物がある……阿部氏何んぞ買わぬか」