Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
をしませんでプツリッと長脇差の鯉口(こいぐち)を切って、
文「さア代りに切られますが、今の両人と違って切るのは些(ちっ)とお骨が折れましょう、手が二本足が二本あって動きますから気を付けて切らんと貴方(あなた)の方の首が落ちましょう」
士「やア此奴(こいつ)悪々(にく/\)しい奴だ、此方(こっち)で切ろうとも云わないに切られようとする馬鹿な奴だなア」
文「さア切れる腕があるなら切って見ろ」
士「さア切るぞ」
と彼(か)の士が大刀の※(つか)へ手を掛けて詰め寄りますから、文治は半身(はんしん)下(さが)って身構えを致しましたが、一寸(ちょっと)一(ひ)と息吐(つ)きまして直(すぐ)に後(あと)を申し上げます。
三
浪島文治が本所(ほんじょう)業平橋に居りましたゆえに人綽名(あだな)して業平文治と申しましたとも云い、又男が好(よ)いから業平文治と申したとも仰しゃる方があります。尤(もっと)も業平朝臣(あそん)と云うお方は美男と見えまして、男の好いのは業平のようだといい女で器量の好いのを小町(こまち)のようだと申しますが、業平朝臣は東国(あずま)へお下りあって、暫(しばら)く本所業平村に居りまして、業平橋の名もそれゆえに起りました