Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
じろうものがたり
次郎物語
下村 湖人
Leggi 次郎物語 (じろうものがたり) di 下村 湖人 (しもむらこじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 178.724 caratteri · 355 schermate
そこには校友会の委員だけでなく、五年のほとんど全部と四年の一部とが押しかけて来ており、廊下まで一ぱいに人垣をつくっていた。そして一通り報告がすむまでは割合静かだったが、そのあとは蜂の巣をつついたように騒がしかった。発言もむろんもう委員だけには限られていなかった。
「もう血書を出してから、今日でまる三日だぞ。県庁はいったい、いつまで考えているんだ。」
「校長なんか相手にするのが、そもそも間違っている。なぜ最初から県庁にぶっつからなかったんだ。」
「代表はもっとしっかりせい。」
「代表だけじゃない。校友会の委員全部が甘いんだ。自分たちだけが血判をすれば、それで全校を代表するなんて考えるのは、そもそも生意気だよ。」
「ぐずぐずしていて、朝倉先生の退職が発表されたら、誰がいったい責任を負うんだ。」
「県庁に向かってすぐ行進を起せ。」
「行進は全校生徒でやるんだ。そのまえに授業を休んで、まず生徒大会をやれ。」
「そうなるともうストライキだが、みんなにその決心があるのか。」
「あるとも。目的が達しられなければ、どうせストライキと決まっているんじゃないか。」
「そうだ。道はもうはっきりしているんだ。