Classici giapponesi con furigana
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
Leggi 細雪 (ささめゆき) di 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 226.715 caratteri · 431 schermate
て出したのであること、従って親類の誰彼に相談する暇もなかったけれども、今度はこの前のような叱言を云う人もないであろうと思っていること、あたしも今度は進んで兄さんに賛成したのであること、―――等々、姉はひとくさり弁解やら釈明やらをした後で、あたしと雪子ちゃんは、正雄と梅子を連れて廿二日の「つばめ」で立って、そちらに泊めて貰うことにする、兄さんと輝雄は土曜日の夜立って日曜の朝着き、その日の夜行で直ぐ引き返すことにしたので、何処の厄介にもならないで済ませる、あたしは二年ぶりの大阪であるし、留守の方もお久どんがいてくれるからまあ安心だし、又いつ行けるやら分らないから四五日は泊っていたいけれども、遅くも廿六日には帰らなければ、と云うので、当日のお昼御飯はどうするのん? と尋ねると、さあそのことやが、と云って、お昼はお寺の座敷を借りて、高津の八百丹から仕出しを取ることにした、万事は電話で庄吉に云い付けたので、庄吉がやってくれている筈で、手落ちはないと思うけれども、なお一往幸子ちゃんから、お寺の方と八百丹の方を念を押して置いて貰いたい、人数は大体三十四五人の見込みであるが、料理は四十人前注文してある、お酒も一人あて一二合ぐらいは出ることになっている、お燗番は善慶寺の奥さんや娘さんに手伝って貰うつもりだけれども、お座敷