Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
場所でござって、碌々お礼も申上げることが出来んで、屋敷へ帰っても此娘が又どうか早うお礼に出たいと申しまして、実に容易ならん御恩で、実に辱けない事で、彼の折は主名を明すことも出来ず、怖い事も恐ろしい事もござらんが、女連ゆえ大きに心配いたし居りました、実に其の折は意外の御迷惑をかけまして誠に相済みません事で」
大「いえ/\何う致しまして、再度お礼では却って恐入ります、殊に御親子お揃いで斯様な処へおいでは何とも痛入りましてござる」
織「えゝ此品は(と盆へ載せた品を前へ出し)何ぞと存じましたが、御案内の通りで、下屋敷から是までまいる間には何か調えます処もなく、殊に番退けから間を見て抜けて参りましたことで、広小路へでも出たら何ぞ有りましょうが、是は誠にほんの到来物で、粗末ではござるが、どうか御受納下さらば……」
大「いや是は恐入ったことで……斯様な御心配を戴く理由もなし、お辞のお礼で十分、どうか品物の所は御免を蒙りとう、思召だけ頂戴致す」
織「いえ、それは貴方の御気象、誠に御無礼な次第ではあるけれども、ほんのお礼のしるしまでゞございますから、どうかお受け下さる