Classici giapponesi con furigana
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びんぼう
貧乏
幸田 露伴
Leggi 貧乏 (びんぼう) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 8102 caratteri · 17 schermate
「日瓢さんか、ナニ風邪じゃあねえ、フテ寝というのよ。まあ上るがいい。
とは云いたれど上りてもらいたくも無さそうな顔なり。
「ハハハ、運を寝て待つつもりかネ、上ってもご馳走は無さそうだ。
「違えねえ、煙草の火ぐらいなもんだ。
「ハハハ、これではお互に浮ばれない。時に明日の晩からは柳原の例のところに○州屋の乾分の、ええと、誰とやらの手で始まるそうだ、菓子屋の源に昨日そう聞いたが一緒に行きなさらぬか。
「往かれたら往こうわ、ムムそれを云いに来たのか。
「そうさ、お互に少し中り屋さんにならねばならん。
「誰だってそうおもわねえものは無えんだ、御祖師様でも頼みなせえ。
「からかいなさるな、罰が当っているほうだ。
「ハハハ、からかいなさんなと云ってもらいてえ、どうも言語の叮嚀な中がいい。
「ガリスの果と知れるかノ。
「オヤ、気障な言語を知ってるな、大笑いだ。しかし、知れるかノというノの字で打壊しだあナ、チョタのガリスのおん果とは誰が眼にも見えなくってどうするものか。
「チョタとは何だ、田舎漢のことかネ。
「ムム。
「忌々しい、そう思わるるが厭だによって、大分気をつけているが地金はとかく出たがるものだナ。