Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate

Aozora Bunko

相談をして世帯を持たせて貰いなさるが宜い、併し彼方へ行くだけの路銀と世帯を持つだけの用意はありやすか」

粂「金と云っては別にございませぬが、兄が此間私にしまって置けと預けた金がございます、それは本堂再建のため、世話人衆のお骨折で、八十両程集りましたのでございます」

九「イヤ八十両ありゃア結構だ、三十両一ト資本と云うが、何様な事をしても五十両なければ十分てえ訳には往かねえが、其の上に尚三十両も余計な資金があれば、立派にそれで取附けますが、其の金をお前様取れますか」

粂「へえ、用箪笥の抽斗に這入っていますから直に取れます、そうして後にお宅へ出ますが何方です」

九「あの千駄木へお出でなさると右側に下駄屋があります、それへ附いて広い横町を右へ曲ると棚村というお坊主の別荘がある、其のうしろへ往って植木屋の九兵衞といえば直に知れます」

粂「じゃア、今晩兄が帰ったら直に出ます」

九「今晩といってもなるたけ早い方が宜うがすよ」

粂「ヘエ日暮までにはどんな事をしても屹度参ります」

九「じゃア其の積で何分お頼み申します」

粂「ヘイ宜しゅうございます」

九「左様なら」