Classici giapponesi con furigana
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やみよのうめ
闇夜の梅
三遊亭 円朝
Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate
二
お嬢さま私が此処で釣をした事は和尚様に黙ってゝおくんなさい」
*「三橋の側にあった不忍池の水の落口」
梅「御不都合の事なら決して申しは致しませぬ」
男「おい老爺さん」
爺「へい」
男「あのね、此のお嬢様は己の方へ来るお方だから、己が御案内をして行くんだ、さ、喰った代を此処へ置くぜ」
爺「あなた、これは一分銀で、お釣はござりませぬが」
男「なに釣は要らねえ、お前にやっちまわア」
爺「それは何うも有難う存じます、左様なら夜が更けて居りますから、お気を附けあそばして」
男「なに大丈夫だ、己が附いてるから」
と怪しの男がお梅を連れて、不忍弁天の池の辺までかゝって参りました。
二
えゝ引続のお梅粂之助のお話。何ういう理由か女子の名を先に云って男子の名を後で呼ぶ。お花半七とか、お染久松とか、夕霧伊左衞門とかいうような訳で、実に可笑しいものでござります。さて日本も嘉永の五年あたりは、まだ世の中が開けませぬから、神信心に凝るとか、易占に見て貰うとかいうような人が多かったものでござります。丁度嘉永の六年に亜米利加船が日本へ渡来をいたしてから、諸藩共に鎖国攘夷などという事を称え出し、そろ/\ごたつきはじめましたが、町家では些とも気が附かずに居った