Classici giapponesi con furigana
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やみよのうめ
闇夜の梅
三遊亭 円朝
Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate
ものらしく、殊には持出した五十両の金子が懐にないから、おおかた物取であろうと、事が極って検視済の上死骸を引取り、漸く日暮方に死骸を棺桶へ収めることになった。処へ鳶頭が来まして、
鳶「ヘエ唯今、あの何でげす、八丁堀さんと、それから一番遠いのが麻布の御親類でげすが、それ/″\皆子分を出してお知らせ申しました」
番頭「あ、それはどうも大きに御苦労/\」
鳶「何だなア、定さん、男の癖におい/\泣くのは止しねえ、お内儀様は女でこそあれ、あゝいう御気象だから、涙一滴澪さぬで我慢をしていらっしゃるのだ、それだのにお前が早桶の側へ行って、おい/\泣くもんだから不可えよ」
定「泣くなってそれは無理でございます、何だか此の早桶の側へ来ると哀しくなるんですもの、お嬢様は別段に可愛がって呉れましたから、私は哀しくなるのです」
鳶「まア泣いちゃア不可ねえ、えゝお内儀様唯今」
内儀「あい、鳶頭大きに色々お骨折で、何も彼もお前のお蔭で行届きました」
鳶「どう致しまして、就きまして麻布様の方へお嬢様が家出をなすった事を知らせにやりまして、金太がようやく先方へ着いたくらいの時に、又斯ういう