Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate

Aozora Bunko

間の事じゃ、其の後嘉永の始に各藩にて種々の議論が起り、えろうやかましい世の中になった、其の折父早川三左衞門殿には正義を主張して、それはいかぬ、然ういう道理は無いと云うて殿へ御諫言を申上げたる処、重役の為に憎まれて遂には追放仰付けられた、お父様にはそれを口惜しゅう思召てか、邸を出てから切腹をして相果られた、続いて母様もお逝去になる時の御遺言に、お前の弟粂之助はまだ頑是もない小児、外に頼る者もないに依って何卒お前、丹精をして成人させて呉れとのお頼み、そこで私が寺へ引取って、十一から三ヶ年も貴様の面倒を見てやったが、今もいう通り何分不如意じゃに依って御当家へ願うたのも、然ういう柔弱な身体じゃから、商人に仕ようと思うた私の心尽も水の泡となり、それのみならず誠に愧入ったのは此の八十両の金子じゃ、知っての通りの貧乏寺じゃが幸いにも檀家の者にも用いられ、本堂が大破に及んだ、再建をせにゃなるまい、私が世話人に成ってやる奮発せいと、萬屋も心配をして呉れて、これ見ろ、まア是だけの金子を集めて、是を資本に追々と再建に取掛るつもりでわざ/\源兵衞さんが一昨日持って来たに依って、直手前に仕舞って置けと云うて渡した