Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Leggi 闇夜の梅 (やみよのうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.133 caratteri · 44 schermate

Aozora Bunko

積で来た処が、まア斯ういう訳になりましたから何卒私へ縄を掛けて突出してお呉んなせえ……やい番頭、さ、己を縛れ」

番「なに此奴……汝が泥坊か、此のお庭へ何所から這入った」

三「何所からだって這入るが、さ縛れ、其の代り己が喰い込めば、もう娑婆ア見る事ア出来ねえから、此の番頭手前も一緒に抱いて行くから然う思え」

番「そりゃアえらい事ちゃな」

是れから捨て置けませぬから、甲州屋の家内は家から縄付を出すのも厭だと心配をして果しがない。そこで三次郎が到頭自訴いたして、何うしても斬首の刑に行わるべきであったのが、何ういう事か三宅へ遠島を仰付けられましたが、大層改悛の効が顕われ、後お赦になって、此の三次郎は兄玄道の徒弟となり、修行の功を積んで長安寺の後住を勤めました。此の者は穴釣三次と云って、其の頃下谷では名高い泥坊でござりました。又粂之助は遂に甲州屋へ貰われまして、甲州屋の跡目を相続いたし、其の後浅草仲町の富田屋という古着商から嫁を貰いましたが、此の嫁も誠に心懸けの良い婦人でござりまして、母に孝行を尽したという末お目出度いお話でござります。