Classici giapponesi con furigana
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うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
Leggi 雲南守備兵 (うんなんしゅびへい) di 木村 荘十 (きむらそうじゅう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 37.859 caratteri · 76 schermate
だが糞ッ、日本の学生なんかに負けるもんかッ」
孫伍長は肩を小突きまわされ、迷惑そうに頷いた。
「伍長! 貴様分ったのか、分ったのか貴様、前線から帰って来たと思って、俺達を威圧しようなんと思ったら承知しないぞ」
「おい郭、何を云うんだ」
「お前達ァ黙っとれ、伍長ッ貴様アさっき避難民が入り込んで雲南府が穢れたようなことを云ったが、映画館や茶館が出来る位が何だッ」
「郭やめろ、無礼だぞ」
友人達は心配して押えつけようとしたが郭はきかなかった。
「伍長、お前怒るのか、おい!」
彼は孫の首ッ玉へかじりついて云った。
「俺は伍長の不幸な話を聞いたから敢えて云うんだ。貴様ア避難民の住宅や、工場の為に一家を離散させられたと思ったら間違いだぞ。ここへ中央の勢力が入った以上、もう、あんな貧民窟の獣見たいな生活は何人にも許されないんだ」
孫伍長は、青くなって黙り込み、学生達はぎょっとして二人を見たが、その学生は泣いているのだ。
「俺は雲南へ来て中国の領土の中に、こんな未開の地があるのを知って実に情ないんだ。奴隷娘の学校があるとは何だ……俺はあすこで、奴隷あがりの妾に、後から奴隷に来て妾にされた娘が、嫉妬から灼熱した鉄棒で頭を焼かれ、脳が死んで身体だけが生きている娘を見た。