Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
そうでございまして、殿様育ちのお癖かお冗費が立ちだすような事がありますから、商法なすっても思うようには儲けもないが、段々開けて来まして、皆な殿様方も商法は御上手におなり遊ばしました。出が良いから品と云い応対と云い蓮葉な処は少しもありません、落着いて居て、盃を一つ受けるにも整然と正しいので、
幸「そう貴方お堅くなすってはいけません、どうか私どもはぞんざい者で、お屋敷様へお出入りをいたした者でも、町人の癖でおんもりとした事は云えないので……こんな饒舌も付いて居りますが、此の通りずぼらなことは云うが堅いことは云えませんから、お打解けなすって召上りまし」
由「今日は私は奥様の前は堅くやろうと思ったが、堅くやると云いそこない、漢語なぞを使おうとすると、時々変なことを云いますから、矢張天保時代昔者でげすから、昔の言葉でなければいけません、殿様方もお戦に往って入らっしって命がけを度々なさったお方が、段々商人におなり遊ばして、世の中の人と同等の御交際をされますが、昔を知って居りますから貴く思いまして」
などゝ話のうちに追々肴が真中へおし並びますので、
幸「由兵衞一猪口…」