Classici giapponesi con furigana
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
Leggi お蝶夫人 (おちょうふじん) di 三浦 環 (みうらたまき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.730 caratteri · 242 schermate
これは、日露戦争に出征した兵隊さんが、夢に故郷のお母さんに逢うという際物を、北村季晴さんが作詞作曲したもので、幸四郎が主役の兵隊になりました。けれど舞台でうたうのは幸四郎だけ、老母その他の役者の独唱も合唱もみんな蔭唄でした。この蔭唄は、三味線を五線紙の音楽々譜にすることを発明して、三味線学校を作った杵屋彌七の旦那さんの赤星忠道という人と、慶応のワグネル・ソサエティの学生が舞台裏でうたい、伴奏は北村季晴さんがアコーディオンだのヴァイオリンを使った、今の軽音楽のタンゴバンドみたいな、五六名の小合奏でやったのでしたが、この歌劇をやっているうちに、奉天大会戦の大勝の号外が出たりしたので、際物が大当りして相当の評判をとりました。
そして音楽学校で私達のやった「オルフォイス」とこの幸四郎の「露営の夢」が刺激になり、それから数年後の帝劇の歌劇部の設立となり、ローシーの赤坂のローヤル館のオペラとなり、更にそれが浅草に移って、浅草オペラ時代となったのですが、それはずっと後のことで、殊にローヤル館のオペラも、浅草オペラも私が洋行した後のことですから、どんなものだったか知りません。