Classici giapponesi con furigana
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しゅんきんしょう
ちくま日本文学014 谷崎潤一郎
谷崎 潤一郎
Leggi ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (しゅんきんしょう) di 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 85.196 caratteri · 169 schermate
のだと思うと、自分も同じ暗黒世界に身を置くことがこの上もなく楽しかった後に公然と稽古することを許可されてからもこいさんと同じにしなければ済まないと云って楽器を手にする時は眼をつぶるのが癖であったつまり眼明きでありながら盲目の春琴と同じ苦難を嘗めようとし、盲人の不自由な境涯を出来るだけ体験しようとして時には盲人を羨むかのごとくであった彼が後年ほんとうの盲人になったのは実に少年時代からのそういう心がけが影響しているので、思えば偶然でないのである
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いずれの楽器も蘊奥を極めることのむずかしさは同一であろうがヴァイオリンと三味線とはツボに何の印もなくかつ弾奏の度ごとに絃の調子を整えてかかる必要があるのでひと通り弾けるようになるまでが容易でなく独稽古には最も不向きであるいわんや音譜のない時代においてをや師匠についても琴は三月三味線は三年と普通に云われる。佐助は琴のような高価な楽器を買う金もなし第一あんな嵩張るものを担ぎ込む訳に行かないので三味線から始めたのであるが調子を合わせることは最初から出来たというそれは音を聴き分ける