Classici giapponesi con furigana
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ぼたもち
ぼたもち
三好 十郎
Leggi ぼたもち di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.324 caratteri · 31 schermate
森山 また、よりによつて隣り同士であんだけ仲の悪い芹沢と喜十さん、分譲地まで隣り合つちまつたもんだ。
せん ほんによ、因果だなあ!
喜十 鬼だねえか! どうしてこれが我慢していられるもんだ、ばさま! (ドンドンと畳を叩く)
りき わかつたわかつた。そう畳ぶつな、ホコリが立つていけねえ。見ろま!
喜十 それもなあ、金五郎からアダを受けるだけなら、まだええ。かやつの家と俺ちとは永え間のモツレでのし、あいだにや、俺の方が悪い事だつてあつたずら、人間、お互いだから、それもいいと眼えつぶる法もあらあ。村の衆のことよ、俺の言うなあ。金五郎に種え分けてもらつたり、中にや金え握らされたり、それでなくてもあやつは須山の旦那あ笠に着て顔が良いから、それにオベツカする、みーんな俺んちのことアダをしやがら!
森山 かげじや、しかし、喜十さんの方に同情しているもんも相当あるよ。
喜十 かげで同情してくれたつて、なんになりやす? この秋あ、お祭りにも俺だけノケモンだ。よそのうち同様に寄附しようとしても、ことわつて来る。配給もんのフレも俺とこだけ抜かして廻すのがしよつちゆうだ。田植えの加勢も、申し合せて、俺んちだけは一人も出てくれねえ。