Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

かぜのまたさぶろう

ポラーノの広場

宮沢 賢治

Leggi ポラーノの広場 (かぜのまたさぶろう) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.062 caratteri · 135 schermate

Aozora Bunko

「今度の旦那は気前が実にいいなあ。」とつぶやきながら、ばけもの給仕は幕の中にはいって行きました。そこでテジマアは、ナイフをとり上げて皿の上のばけものを、もにゃもにゃもにゃっと切って、ホークに刺して、むにゃむにゃむにゃっと喰ってしまいました。

その時「バア」と声がして、その食われた筈の若ばけものが、床の下から躍りだしました。

「君よくたっしゃで居て呉れたね。」と云いながら、テジマアはそのわかばけものの手を取って、五六ぺんぶらぶら振りました。

「テジマア、テジマア!」

「うまいぞ、テジマア!」みんなはどっとはやしました。

舞台の上の二人は、手を握ったまま、ふいっとおじぎをして、それから、

「バラコック、バララゲ、ボラン、ボラン、ボラン」と変な歌を高く歌いながら、幕の中に引っ込んで行きました。

ボロン、ボロン、ボロロンと、どらが又鳴りました。

舞台が月光のようにさっと青くなりました。それからだんだんのんびりしたいかにも春らしい桃色に変りました。

まっ黒な着物を着たばけものが右左から十人ばかり大きなシャベルを持ったりきらきらするフォークをかついだりして出て来て

「おキレの角はカンカンカン