Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かぜのまたさぶろう

ポラーノの広場

宮沢 賢治

Leggi ポラーノの広場 (かぜのまたさぶろう) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.062 caratteri · 135 schermate

Aozora Bunko

」

「全くその通りです。」

「よろしい。何の目的で出現したのだ。既に法律上故なく擅となってあるが、その方の意中を今一応尋ねよう。」

「へい。その実は、あまり面白かったもんですから。へい。どうも相済みません。あまり面白かったんで。ケロ、ケロ、ケロ、ケロロ、ケロ、ケロ。」

「控えろ。」

「へい。全くどうも相済みません。恐れ入りました。」

「うん。お前は、最明らかな出現罪である。依って明日より二十二日間、ムッセン街道の見まわりを命ずる。今後ばけものの世界長の許可なくして、妄りに向側に出現いたしてはならんぞ。」

「かしこまりました。ありがとうございます。」そのばけものも引っ込みました。

「実に名断だ。いい判決だね。」とみんなささやき合いました。その時向うの窓がガタリと開いて

「どうだ、いい裁判長だろう。みんな感心したかい。」と云う声がしました。それはさっきの灰色の一メートルある顔、フゥフィーボー先生でした。

「ブラボオ。フゥフィーボー博士。ブラボオ。」と判事も検事もみんな怒鳴りました。その時はもう博士の顔は消えて窓はガタンとしまりました。

そこでネネムは自分の室に帰って白いちぢれ毛のかつらを除りました。