Classici giapponesi con furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 334.472 caratteri · 667 schermate
わしは、まだ百まで生きてるつもりだ。ヘ、婆さんが死んだとなると、この家屋敷あ、柳子とわしの手に転げ込んで、君なんざ、往来なかへ、おっぽり出されるからね。気がもめるわけさ!
浮山 知らないんだなあ。あんたはね、自分では腎臓が悪いと思ってるが、その腎臓よりも、しかしホントは心臓だと言うじゃないですか。ヘヘ、舟木さんが、この前診察した後で言っていた、心筋変性症とかのひどいので、梅毒から来た心臓の筋肉がどうにかなっちゃってるから、今度、発作が来れば、明日にでもゴットリだそうじゃないかね。
若宮 ヘ、なあにを言う! 香月先生なんざ、そんな事あ絶対に無いと言ってるぞ。博士だよ香月先生は。博士が、腎臓がチョット悪いだけで心臓のシンも言やあしない。その証拠に薬一服くれやしないんだ。ヘ、何を!
浮山 薬をのんでも無駄だから、くれないんだよ。舟木さんがそう言ってますがね。
若宮 その手を食うかい! とんだ道具はずれを叩いといて、その隙に場をさらおうと言う量見だろうが、ヘッ、三十年から株できたえた若宮を見そこなってもらうめえ!
浮山 その証拠に、たったあれだけ動いただけで、そうやって伸びちまっているじゃないかね。