Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ろっぴゃくく

六百句

高浜 虚子

Leggi 六百句 (ろっぴゃくく) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 17.752 caratteri · 37 schermate

Aozora Bunko

兎も角も落着き居れば暑からず

六月八日 七宝会。駒込、六義園。

箕を抱へ女出て来ぬ花菖蒲

六月九日 二百二十日会。鎌倉、極楽寺。

我打つて飜へり死ぬ蠅あはれ

六月十一日 夕月会。鎌倉要山、香風園。

夏蝶を見上げて彼女庭にあり

六月十三日 二百二十日会。蓬矢招宴、嵯峨野。

灯取虫稿をつがんとあせりつつ

帯に落ち這ひ上るなり灯取虫

六月二十日 夏草会。鎌倉要山、香風園。

何某の院のあととや花菖蒲

溝またぎ飛び越えもして梅落とす

時過ぎて尚梅落とす音すなり

六月二十一日 物芽会。鎌倉山ノ内、東慶寺。

灯取虫這ひて書籍の文字乱れ

六月二十二日 丸之内句会。丸之内倶楽部別室。

干し衣は紺の単衣のよく乾き

蜘蛛虫を抱き四脚踏み延ばし

六月二十三日 鎌倉俳句会。極楽寺、渡利月影邸。

老の眼にヽとにじみたる蠅を打つ

六月二十七日 二百二十日会別会。杞陽招宴。鎌倉、喜好寮。

炎天に立出でて人またたきす

会のたび花剪る今日は額を剪る

美しき蜘蛛居る薔薇を剪りにけり

黒ずんだ染みが美くし孔雀草

七月三日 土筆会。鎌倉草庵。

木を伐りしあと夏山の乱れかな

四五歩して夏山の景変りけり

石を撫し傍らにある百合を剪る

七月九日 二百二十日会。