Classici giapponesi con furigana
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うもんとりものちょう さんじゅうばんてがら おびどけぶっぽう
右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法
山中 貞雄
Leggi 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 (うもんとりものちょう さんじゅうばんてがら おびどけぶっぽう) di 山中 貞雄 (やまなかさだお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.690 caratteri · 27 schermate
その舟が橋の下へ来た時、
橋の上の欄干に凭れた深編笠の侍が居る。
その侍の足許の大きな石。
船頭の舟がその真下を通る。
侍が石を蹴落す。追って来た舟の上の右門「アッ」と叫んだ。船頭が顔中血だらけになってブッ倒れた。
橋の上を――逃げる深編笠の侍。
右門、伝六に追えと命じ、己れは船頭の舟に飛び乗る。川端を逃げる深編笠の侍。
伝六舟を岸へ着けて川端を追う――
右門船頭を抱き起した。船頭が断末魔。
T「罰が当ッたんです、罰が」
と言った。
川岸――
逃げる深編笠を追う伝六。
敬四郎と松公、裸で着物を乾して居る。
15=川端の寺のある処
深編笠の侍は其処の土塀を飛び越えて姿を消す。伝六チラと其の姿を見て、続いて寺院の中へ忍び込む。
16=墓場
伝六探し廻る。編笠が其処に落ちて居る。二三間離れて例の侍の着て居た羽織が落ちて居る。
17=本堂
伝六本堂へ忍び込む。和尚が本堂の中央に黙然と坐して居る。伝六「もしッ」と声を掛けたが和尚返事もしないで黙祷を続けている。伝六少し怒って「オイッ御用だ」と叫ぶ。
和尚ジロリと伝六をにらんだ。
伝六十手を示して、
T「少しお訊ねしたい事があるんですがね」