Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
長「魚が新らしいのに、船で臭え飯を喰った挙句だったからよ」
兼「そうかア知らねいが、今に忘れられねえ、全体此辺は浜方が近いにしちゃア魚が少ねえ、鯛に比目魚か※に、それでなけりゃア方頭魚と毎日の御馳走が極っているのに、料理方がいろ/\して喰わせるのが上手だぜ」
長「そういうと豪気に宅で奢ってるようだが、水洟をまぜてこせえた婆さんの惣菜よりア旨かろう」
兼「そりゃア知れた事だが、湯治とか何とか云やア贅沢が出るもんだ」
長「贅沢と云やア雉子の打たてだの、山鳩や鵯は江戸じゃア喰えねえ、此間のア旨かったろう」
兼「ムヽあれか、ありゃア旨かった、それに彼の時喰った大根さ、此方の大根は甘味があって旨え、それに沢庵もおつだ、細くって小せえが、甘味のあるのは別だ、自然薯も本場だ、こんな話をすると何か喰いたくなって堪らねえ」
長「よく喰いたがる男だ、折角疵が癒りかけたのに油濃い物を喰っちゃア悪いよ」
兼「毒になるものア喰やアしねいが、退屈だから喰う事より外ア楽みがねえ……蕎麦粉の良いのがあるから打ってもらおうか」
長「己ア喰いたくねえが、少し相伴おうよ」