Classici giapponesi con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
かめ「初七日でも済んだら、とんだ事だったとか何とか云いながら顔出しをなさらないと人がけどりますから、七日でも済んだら来て下さいよ、気を附けてお帰りなさいまし」
丹治は其の儘立帰る。左様な事とは少しも知らず、多助は荷をギシ/\担いで圓次郎の家へ遣って参り、
多「伯母さん明けておくんなさえよ、伯母さん」
婆「あい、誰だかえ」
多「多助でがんす」
婆「おやまア、今明けやす、宵から締りを附けて置きやんすよ、さアお這入んなせえ」
多「誠に御無沙汰をしやした、月が替ってから大く寒くなりやした、なにねえ元村まで小麦い積んで往った帰り、庚申塚まで来ると馬が退って動かねえで困っている所へ、圓次どんが通り掛け、圓次どんが見兼て引いてくれたら青が歩くから、己馬を引いてやんべいから、汝荷担いで帰れと云って、圓次どんは先へ帰りやしたよ」
婆「圓次は未だ帰りやせんが、寄り道でもして居るかも知んねえ」
多「己より余程先へ出た積りだよ」
婆「後から帰るかも知んねえから…まア茶ア一杯呑みなさんしよ、多助さん、村の者が皆噂して居りやすが、母様が邪見で、お前のような温順な人を打ち敲きして折檻するとは情ない