Classici giapponesi con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
所へ圓次が通り掛り、圓次が引くと青が歩くから、圓次の荷を私が担いで、荷は今圓次の家へ届けて帰って来ると、青が表に立っていたから馬小屋へ引込んで、大きに遅くなりやした、御免なせえ」
かめ「そうかえ、道理で帰りが遅いと思った」
と口には云えど腹の内で、扨は丹治殿は多助と間違えて圓次郎を殺したに違いない、忌々しい事をした。と思案に沈むは実に悪むべき奴でござります。幸右衞門の家では圓次郎が帰らぬというので家の騒ぎは一方ならず、すると或る人の知らせに、圓次郎な庚申塚の前になさけない死状をして居るというので、急に検使を受け、泣く/\村方の寺へ野辺の送りを済ませましたが、多助は如何にも気の毒に思い、一緒に来れば宜かったと幸右衞門夫婦に詫をすると、夫婦は諦めの宜い人で、是も定まる約束ずくだろうから心配しておくんなさるな。と事なく済みましたが、多助は少さい内から仲好の友達のことゆえ、間さえあれば圓次の墓所へまいり、墓掃除をいたし、香花を毎日手向けてやって居りました。丁度十日目のことで、多助は墓参をして帰ってまいりますと、
かめ「多助何処へ往ったえ」
多「へえ、圓次の墓参りに参りやした」