Classici giapponesi con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
道々も、乞食をしながらの事ゆえ道も捗取らず、野州路へ※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)り漸々の事で江戸へ来ましたも万一したらお姉様にお目にかゝる事もあろうかと思い参りましたが、一昨日から何も喰べず、私は厭いませんが此の子が如何にも不憫でございます、私は心がらでございますが、親の因果が子に報い、何にも知らぬ此の子が如何にも不憫でございます、見る影もない此様な形でお前さんに逢い、実に面目次第もない事で、斯ういう身の上になりますのも多助さん、皆お前の罰だ、私は今始めて気が附きました、目が覚めました、面目ない、何うぞ堪忍しておくんなさい、許しておくんなさいよう」
多「お前まア許してくれ堪忍してくれと云うが、物の理合を宜く考えて見なせい、人と云うものは息ある物の長と云って、此の位な自由自在な働きをするものはねえのだ、向うへ往きてえと思えば自然と向へ歩いて往かれ、寝たけりゃ横になり、喰いたけりゃ茶碗と箸を持って飯をかっこむように拵えてあって、肩があるから着、口があるから喰うように具っている人の体だから、只能く働いて天道に欠けず、骨折ってさえ居れば自然に喰べられる