Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate

Aozora Bunko

ことを聞き、身い投げて死のうとするのを、段々諭して止めて置くうち、先の嚊アが死んで、おめえ等が勧めに斯うやって今じゃア女房に持っていた処が、此の二月江戸へ往って火事場から連れて帰ったおえいは、十三年あと勾引された娘だという訳から、斯うして居るのだが、己が亡い跡では此の多助もどうせ女房を貰ってやんねえければなんねえが、おえいと多助とは十九と廿年合も好かんべいと思う、母親は多助のためには実の叔母なりするから、血統三人で此の家を履めば大丈夫、そうして太左衞門汝が後見をして、農作の事から何から万事指図をして呉れば、此の鹽原の家は潰れめえと考えるから、己の息のあるうちおえいと多助と盃をさせ、夫婦にして、年に一度も小川村へ往って右内という人の法事供養をさせてくれるように汝に頼むのだが、己の考えは悪いか」

太「悪いどころじゃアねえ、誠にはア尤もの訳だが、そりゃア貴方が癒った後の事でよかんべい」

角「癒らねえと思えばこそ盃をさせるのだ、サア此処へ来て早く内輪ばかりだから酒だけでいゝ、太左衞門媒人になって早く酌」

と急立てられ、多助おえいの両人は恥かしそうに坐っている