Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠4
中里 介山
Leggi 大菩薩峠4 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 264.133 caratteri · 524 schermate
どうかしてあの鼻先を挫いて、この際、思い入り恥辱を与えてやりたいものだと、番組を持つ手先がブルブルと慄えるほどに残念がりました。
主膳は自分が主人役になって酒肴を開かせました。一座はいずれも酒盃を手にしたが、やはり見物をながめては、いろいろの品評がはじまります。
ここに集まった人は、おおよそ何人ぐらいあるだろうという答案を募るものもありました。その答案が三万と言ったり、五万と言ったり、また飛び離れて十万と言ったり、思い切って区々であったところから、昔、信玄公が勝千代時分に、畳に二畳敷ばかりも蛤を積み上げて、さて家中の諸士に向い、この数は何程あらん当ててみよと、おのおの戦場場数の功者に当てさせたところが、或いは二万と言い、或いは一万五千などと言った、その実、勝千代丸があらかじめ小姓の者に数えさせておいた数は三千七百しかなかった――そこで勝千代殿は、ああ、人数というものは多くはいらないものじゃ、五千の人数を持ちさえすれば何事でも出来るものだわいと言って、老功の勇士に舌を振わせたのは僅かに十三歳の時のことであった、後年名将となる人は異なったものだ、というような話も出ました。