Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
加多 ……さよう。
水木 おお、あれがそうらしい。(と右奥下方を眺める。やがて、抜刀に素振りをくれる。その間もガツガツと芋は噛んでいる)
間。
加多 ……どうしても、斬らねばいけませんか?
水木 また、それを言うのか?
加多 今さらになってあまりにムゴイ気がするからです。……余人は知らず拙者などは士分以外の者もズッと同等の同志として来た。……また、あれらも、それだけのことはして来たのです。三、四日来、方々で斬ったのが二十数人あるそうなが、拙者はたまらない。特にあれなどはこれまで抜群の……。
水木 くどいぞ、加多! 拙者だとてそれは知っている。しかしことここに至っている。自分が助かろうと言うのではない、少なくとも武田先生、藤田氏以下将来有為の先輩だけは生き延びさせなければならん! でなければ水戸の勤王派の根が絶えるのだ。士分以外の者が加担していたとあっては、その望みも十が十なくなる。まだ何か言うか! もう言うた、加多! 第一、あれらを斬ることに就ては、武田先生、藤田先生、その他も絶対に反対して、ともこうも死生を一緒にしようと言う説だ。捨て置けば全部が全部フイになるだけの話。