Classici giapponesi con furigana
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たぬきじる
完本 たぬき汁
佐藤 垢石
Leggi 完本 たぬき汁 (たぬきじる) di 佐藤 垢石 (さとうこうせき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 133.158 caratteri · 273 schermate
今回の八丁味噌のたぬき汁も、かつての猿唇に味品が相通じていて、まことに快興を催したのだ。
しかし、これは要するに今回狸肉がおいしく食べられたというのは、一流の料理人の手にかかり、調味のあんばいよろしきを得たからであろうけれど、これを素人料理にしたら結局銀狐の肉と同じように手がつけられぬ珍饌となって、味聖に幻滅を感ぜしめるのではあるまいか。
ついにその夜、狸は大衆的代用食には適せぬと折紙がつけられた。とうとう、狸公はバスに乗りそこなった。
だがしかし、野狸の方の食糧難だけは、うまく解決してやりたい。(一五・一〇・三)